金融用語集

サブスクリプション
サブスクリプションとは、定額料金を支払って、一定期間所定のサービスを受けられるという契約方式のことです。
英語では雑誌の予約購読や、年間購読という意味で使用されていますが、その意味から転じて期限付きの使用許可という意味や、定額制のサービスを受けるという意味で使用されるようになりました。
サブスクリプションは、さまざまなコンテンツなどを安く利用できるというメリットがユーザー側にあります。一方で、継続的に顧客を確保できるため、企業側としてもメリットのある契約方式です。

サブスクリプションのビジネスモデルは、アメリカが発祥です。このビジネスモデルはインターネットの普及に伴って浸透していきました。例えば、音楽や映像といった媒体は、従来であればCDやDVDといった媒体に記録され、それを購入する形で顧客が消費する形を取っていました。しかし技術の進歩によって、音楽や映像をデータによって配信することが可能になったため、サブスクリプションという形を取って、音楽や映像をデータとして受け取るサービスが利用可能となっています。

サブスクリプション型サービスは、音楽配信や映像配信のみならず、ファッションやメイクアップ商品、フィットネスクラブ、他にも様々なタイプのサービスが提供されており、ビジネスモデルとして定着しています。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。