金融用語集

三大疾病
三大疾病とは、「がん(悪性新生物)」「心疾患(急性心筋梗塞)」「脳卒中」、これら三つの病気のことです。
この三大疾病は、日本人の死因のうち上位を占めており、ほかの病気と比べて死亡率が高く、治療に必要な費用が高額になることが特徴です。そのため、三大疾病の経済的な備えに特化した保険も多く登場しています。

「がん(悪性新生物)」は、体の中でがん細胞が増殖していき、体に害を与える病気であり、現代では2人に1人はがんにかかると言われるほど、身近な病気です。禁煙や食生活を見直すなど、予防をすることはできますが、完全には防ぐことができない病気です。遺伝子に異常が起こることによって発生する病気なため、人から人へ感染することはありません。がん細胞の位置によって、胃がん、肺がんなど、様々ながんがあり、それぞれによって死亡率や生存率は異なります。

「心疾患」は、がんに次いで2番目に死亡率が高い病気です。「虚血性心疾患」「狭心症」「心筋梗塞」などがありますが、心疾患の一番恐ろしいところは、突然死の原因のほとんどは心臓のトラブルと言われ、「ある日突然命を奪われる」ことが少なくないことです。

「脳卒中」は、脳の血管がつまる「脳梗塞」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に大きく分けられます。
がん、心疾患に次いで3番目に死亡率が高く、寝たきりになる原因の一角が、この脳卒中だと言われています。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。