金融用語集

ETF
ETFとは、上場投資信託のことです。「Exchange Traded Funds」の略で、指数(株式、債券、通貨など)の動きに合わせた、運用実績の実現を目指すための金融商品取引所に上場している投資信託のことを指します。
ETFの特色としていくつかの点が挙げられます。まず、分散投資が簡単に行えることです。一つの株式に投資するリスクとして、その株式の価値がなくなる場合のリスクが高まります。分散して投資する事でその中の一つの株式価値がなくなった場合、他の株式で補える、または価値が上がる可能性があります。
次に値動きがリアルタイムで把握できることです。ETFの大きな特徴と言えます。そして、売買の時間が自由です。これは非上場の投資信託との大きな違いとなっています。

ETFを購入する場合、まず証券会社や金融機関に口座開設が必要になります。口座は、窓口のある金融機関やインターネット金融機関で開設できます。窓口の場合はじっくり聞いてから購入したい方に向いていて、インターネット上での取引は購入するETFが決まっている方に向いています。
購入後はこまめにETFのページをチェックし、値動きを確認し買い増ししたり、他の金融商品との配分を見直したりといった形で運用します。なお、ETFでも分配金が支払われる場合もあります。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。