金融用語集

PBR
PBRとは、株価純資産倍率のことです。株価を1株あたり純資産で割ると、PBRを算出できます。
PBRは、特に株式を上場している企業へ投資する際の判断指標として重要です。

企業の純資産とは、企業設立当初の資本金や、その後のビジネスで積み重ねた利益剰余金などで構成されています。毎年、利益を計上していれば純資産は増加し、毎年赤字決算であれば純資産は減少し続けます。
しかし、特に上場している大企業については、経営環境に大きな変動が生じない限り、企業の純資産が大きく変動することはありません。
そのため、不況に突入したとき、株価の底値水準を判断するときにPBRは重視されます。結論から言えば、PBRが1倍を下回れば、その企業の株価は底値をつけたと判断されます。

例えば、大企業の1株あたり純資産が1,000円であり、株価が900円まで下落した場合には、株価は底値をつけたと判断されます。理由は、仮に株価900円の時点で企業が解散した場合、その企業の資産が株主に分配されることで株主は利益を得られるからです。1株あたり純資産が1,000円の企業の株式を、株価が900円のときに購入することで、単純計算で1株あたり100円の利益を得られます。
株価純資産倍率が1倍を下回るか否かは、株式投資の指標として重要です。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。