共働き家計のやりくりで貯蓄ができないのはなぜ?

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今年は絶対に貯蓄を増やすと決断したものの、夫婦で共働きしているのにちっともお金が貯まらないと頭を抱えている家庭もあるようです。
では毎月受取っている給料を、いったいどのように使えばお金を貯めることができるのでしょう。

 

まずは家計の内訳の把握を

本当に貯蓄をしていくのなら、まず家計の現状を把握しましょう。夫婦共働きならある程度収入はあるはずです。それなのに思うようにお金が貯まらないのは、何にいくらつかっているかが把握できていないからかもしれません。

 

成功させるには先取り貯金が重要

何にいくらお金を使っているか確認できたら、次に先取り貯金を始めましょう。給料を受取ったら銀行の引落とし機能を使うなどして、お金を積み立てて行きます。
生活に充てるお金は貯金に充てるお金を差し引いた残りだと理解しましょう。先に生活費として使ってしまい、残ったお金を貯めていこうとしてもなかなか余りませんので結果として貯めにくくなります。
貯金に充てた残りから、食費や住居費など家計の費目ごとに予算を組んでやりくりしていくことが必要です。

 

黄金比率に充てはめて考える

無理なくお金を貯めるためには家計バランスが重要です。そのためにやりくりのための黄金比率を活用しましょう。
収入に対して各費目の割合を守っていけば、貯金もできるようになるでしょうし無理なく生活を送ることができます。
比率は家族構成やライフスタイルによって異なりますが、目安として2:6:2を基本に考えましょう。

 

具体的にはどのように振り分ける?

収入を「2:6:2」の割合で「貯金:生活費:自己投資」に振り分けます。これによって毎月一定額を貯金することも可能ですし、自己投資に使うこともできるでしょう。割合的に厳しいと思うかもしれませんが、慣れると自然とお金が貯まるようになります。

 

上手く予算を立ててやりくりを

早くお金を貯めたいからと給料の多くを貯金してしまうなど、無理に貯金をしようと思っても家計を圧迫してしまうことになります。そうなれば結局貯めたお金を取り崩すことになってしまい、意味がありません。
そのために先取り貯金と黄金比率を活用しましょう。比率に応じた一定額を毎月貯金に充てることができれば、長い目で見れば必ず貯蓄に成功します。

 

自分の家庭に合った割合の検討を

ただしこの割合はそれぞれ家庭によって変動します。必ずしも給料の2割を貯金しなければならないわけではありませんので、無理ない比率の設定を考えてみると良いでしょう。
小さな金額でもコツコツと貯めていけば、いずれは大きな資金となって手元に返ってきます。そのためにも効率良く積立で貯めることができる方法を検討していくと良いでしょう。

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