金融用語集

リーマン・ショック
リーマン・ショックとは、2008年9月15日に米国の大手投資銀行のリーマン・ブラザーズが経営破綻したことをきっかけとして金融危機が世界中に連鎖した出来事のことです。

リーマン・ショックの前年には、米国の住宅バブル崩壊により、サブプライムローンの債務不履行や住宅価格の下落などによるサブプライムショックが起こっていました。投資銀行はそれまでの住宅バブルにより、住宅ローン関連の金融商品を取引していたため、バブル崩壊により大きな損失を抱えることになります。2007年4月にはサブプライムローン商品を取り扱っていた米国大手銀行のニューセンチュリー・ファイナンシャルが破綻、2008年3月には米国大手証券会社のベアー・スターンズが事実上の破綻となります。

リーマン・ブラザーズも大きな損失を抱え、連邦裁判所に連邦倒産法第11章の適用を申請します。いわゆる破綻申請です。
リーマン・ブラザーズの破綻は世界の市場に激震をもたらしました。米国当局の対応の遅れが不安視され、米国経済に対する不安が世界中に波及し金融危機が広がったのです。

これにより、NYダウは9月29日までに777ドルの下げ幅を記録、日経平均株価も破綻時の1万2000円台から10月28日には一時6994円まで下落しました。リーマン・ショックの余波は世界中に広まり、100年に一度の大恐慌と呼ばれる世界金融危機に発展します。世界金融危機の影響は欧州にも波及し、ギリシャをはじめとする欧州債務危機へと発展していきました。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。