金融用語集

投資信託
投資信託(またはファンド)とは、投資運用のプロであるファンドマネージャーが、投資家から集めたお金を一つの大きな資金として、投資家の代わりにまとめて運用する金融商品です。投資先は株式、債券が代表的ですが、そのほかにも無記名の定期預金証書や、優良企業の無担保約束手形も投資の対象としてあげられます。投資先はその国単独の場合もありますが、グローバルな視点を持った投資信託は世界中の株式、債券などが対象となっています。

また、株式単独、債券単独の他に、株式、債券、リート(不動産投資信託)などを複数組み合わせた、バラエティに富んだ商品も数多くあります。ファンドマネージャーが投資、運用した投資信託の運用の成果として生まれた利益を、投資家の方々に還元するという仕組みになっています。

投資信託は、プロが投資を行うため、リスクを抑えることができます。しかし、世界的にネガティブな出来事が生じた場合には他の金融商品と同様に、価額が乱高下してしまうことも否めません。全ての金融商品にはあらゆるリスクが付帯すると理解しておかないと、乱高下したときに一喜一憂してしまいがちです。そのため、投資信託に慣れていないうちは、少額の運用から始めるのが基本です。

文責:グランネット

2020年10月末日現在の情報を元につくられております。