売れている投資信託を単純に選ぶというのはよくないってホント?

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この記事を目にしている人の中には、投資信託を始めようとしている人がいると思います。せっかく投資をするのですから、誰しも失敗はしたくないですよね。
ここでは、投資信託のよくない選び方についてお話します。

売れている投資信託とは

まず、「売れている投資信託」と「いい投資信託」は同じとは限らないという事を理解しましょう。
すなわち、売れているという理由だけで、その投資信託を選ぶのはよくないということです。では、「売れている投資信託」はどのようなものなのかを見ていきましょう。
日本で売れている投資信託を検索していくと、いくつかのタイプがあることに気付きます。そのなかに、分配金の多さを売りにしている投資信託や、その時々のテーマをうたった投資信託があります。

分配金の多さを売りにしている投資信託

そもそも投資信託における分配金とは、普通分配金と特別分配金という2種類があります。普通分配金は基準価格を超えた分で支払われるものであるのに対し、特別分配金は元本を削り取って支払われる分配金です。
つまり、単に分配金が比較的高いことや、毎月の分配金が一定額保証されているという事と、その投資信託の運用成績が良いという事とは必ずしも一致しない、という事になります。
基本的に、分配金が高いという事はその分リスクも高くなるのです。
したがって、分配金が高いということだけに注目して投資信託を選ぶのはよくないです。
特別分配金をもらう場合はご自身が投資した元本から支払われているということをご存知でしたか。こうした疑問などを株式会社グライブでは皆様にセミナーでお伝えしています。

その時々のテーマを売りにした投資信託

その時々のテーマというものは、もちろん話題になっているものが多いですよね。
話題になってメディアに取り上げられている場合や宣伝を広く行っている場合は、利益が増える可能性が高いというメリットはあります。
しかし、その事とその投資信託の運用成績がいいという事は、これもまた一致するわけではありません。
投資したテーマが、“話題性があるから”では、そのテーマは余りに単純です。
そんな理由では利益が出た理由が分からないし、仮に損をした場合には、その原因が分かりません。
それは投資ではなく、運任せのギャンブルと一緒です。
したがって、話題になっているという理由だけで投資信託を選ぶということもまた、よくないのです。

投資信託のよくない選び方

投資信託は小額から始めることが出来て、プロに運用をお任せし、分散投資によってリスクを軽減できるといったメリットがあります。
一方で、元本保証がないといったデメリットがあります。
失敗しないコツは、投資信託の特性をきちんと理解することです。
何も売れている投資信託を選ぶのがよくないのではありません。
売れているという理由だけでその投資信託を選ぶというのがよくない、という事なのです。
投資信託を行う際には、自分でしっかりと調べた上で、きちんとテーマを持って正しい選択をするようにしなくてはならないわけですが、投資経験がなかったり慣れていない方が購入するにはそれ以外にもたくさんの知識が必要となります。
それを補ってくれるのが株式会社グライブ開催の「マネーセミナー」「投資信託セミナー」です。経験豊富な講師が皆さんの味方としてアドバイスしています。

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