投資信託の利率はどのくらい?ポートフォリオの組み方は?

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投資信託で積み立てをして資産を増やそうと思っても、実際にどのくらい資産が増えるのか疑問がある人もいると思います。
資産を増やすために確認しておきたい運用利回りは年何%で運用するかを表しますが、毎月いくらをどのくらいの期間、何%の利回りで運用するかが問題です。

 

投資信託は構成次第で利回りが期待できる

毎月多くのお金を積み立てることができて、さらに長期に渡り高利回りで運用できれば高いリターンが期待できるでしょう。
さらに投資信託で増やすことを考えた時、リスクの高い商品を中心に構成していくことで高い利回りが期待できますが、リスクを抑えれば利回りも低くなります。

 

どのようなポートフォリオの組み方が適切?

投資信託は組み入れるものが株式をメインにした株式型や、債券を中心とした債券型など色々な種類があります。組み合わせ次第で期待できる利回りも変わりますので、どのような組み合わせでどのくらいの利回りが期待できるか目安として確認しておきましょう。

・安定運用を強く重視した場合
日本国債や社債を組み入れた場合、債券の発行元である国や企業などが破綻しなければ元本割れは起こらずリスクが低いと言えます。ただし期待できる利回りは1%程度ですので、安定志向を強く重視する人向けだと言えるでしょう。

・安定運用を重視した場合
国内株式や債券だけでなく、欧米など先進国の株式や債券も組み入れた投資信託であれば、為替変動の影響を受けても先進国であることでリスクレベルは限定されます。期待できる利回り3%くらいでしょう。

・標準的な運用の場合
ある程度のリスクがあったとしても利回りを追求したい場合には、国内債券より高い利回りの先進国債券をメインで組み入れ、半分は株式で積極運用をしてみると良いでしょう。期待できる利回りは5%くらいが目安です。

・積極運用の場合
株式中心で組み入れていき、成長性は高いけれど値動きも激しい新興国株式などにも注目していきましょう。不動産を組み入れたREITなど、海外不動産の成長性に期待した組み入れも検討していくことになります。期待できる利回りは7%が目安です。

・積極運用を強く重視した場合
先進国と新興国の株式のうち、新興国株式の割合を増やすと期待利回りは高くなります。ただし価格変動リスクが高くなるため、長期で積極的に投資を考える人に向いています。期待値できる利回りは10%くらいでしょう。

 

それぞれのリスクを理解した上で組み入れを

投資信託で国内外の資産を組み入れる時には、それぞれのリスクレベル等もふまえて何を重視するかを考えて組み入れましょう。
しかしどのように分散して良いかわからないという場合には、1つの商品で事前に8つの資産に分散してあるバランス型という投資信託などもありますので検討してみてはいかがでしょう。

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