貯金の目安はいくらが妥当?毎月の給料の何割を貯金する?

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毎月しっかりと貯金している人、まだこれから始めようと考えている人など、人それぞれでしょう。

毎月いくらずつ貯金するかは、人生の中で起こるイベントごとに変わってきます。

親と同居の独身者なら高めの割合で貯金を

一番貯金がしやすいのは独身世代です。自分のためだけに給料を使うことができるうちにお金は貯めておきましょう。

中でも親と同居している場合には、生活の中で最も高額になる住居費用がかからないためしっかりと貯めていく必要があります。

毎月の貯金額は、手取りの4割を目標にしましょう。

独身者でも1人暮らしは貯めにくい

一方独身でも1人暮らしをしている場合は、住居費以外に消耗品費や食費など様々な費用を全て自分で負担することになります。

貯金をしたいと思っていてもなかなか貯まらない状況になると思いますので、シェアハウスなど利用できるのであれば利用しましょう。

賃貸住宅の場合は新社会人の場合など、給料もまだ低いことから家計が厳しくなるため、手取りの1~2割を貯金することを目標にしましょう。

夫婦2人暮らしは共働きのほうが貯めやすい

結婚をして夫婦2人で生活している場合は、独身時代同様に貯め時です。特に共働きの夫婦の場合は、貯金がしやすい状況と言えるでしょう。

共働きの場合は給料の3~4割、専業主婦世帯の場合は2割を目標にしましょう。

夫婦+子供世帯の場合は子供が小さいうちに

子供が生まれると、夫婦2人の頃よりもお金が貯まりにくくなりますし、子供が大きくなるとともに必要なお金も大きくなっていきます。

子供の数が増えるとさらに子育てや教育費も増えていきますが、最も教育費がかかるのは子供が大学生になる時です。

入学費用と学費で家計を黒字に持っていくだけで一苦労だと思いますので、家計が赤字にならないように努めましょう。

子供が生まれて保育園や幼稚園に入るまでは2割以上を貯金することを目標にして、中高生になったら1割を貯金にまわすことを目標にしましょう。

貯金額の目標を目安に

給料のどのくらいの割合を貯金していけば良いかは、その人の生活環境やライフステージによって変化していきます。

ボーナスなどの臨時収入がある場合は、割合に関係なくできる限り貯金したほうが良いですし、大切なことは継続して貯めていくことです。

なるべく多く貯めようと毎月の給料から貯金にまわす割合を大きく設定してしまえば、家計に負担がかかって続かなくなります。

途中でやめてしまうのであれば、少ない割合でも毎月しっかりと継続して貯めて行くほうが確実に貯蓄額を増やしていくことができます。

最初は小さい割合でも、生活環境の変化やイベントが起きるごとに見直していけば良いので無理のない範囲で貯めて行くようにしましょう。

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