株式や投資信託を担保に融資を受けることは可能?

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今の若い世代でも、数年後には定年という世代の人でも、将来に対する不安を抱えているのは同じでしょう。
そのため投資などで運用し、老後資金への備えを検討する人は増えていますが、株式や投資信託で投資を行うなら保有する資産全体の流動性についても考慮していくことが必要です。

 

急な出費は予測不可能?

いざという時に使えるお金を預貯金で確保しながら、無理のない範囲で投資をしていくことが鉄則になります。
しかしケガや病気、教育資金など、想定していたようでできていなかった出費は急に訪れるものです。
しかしこの出費の補填のために、せっかく保有している株式を手放して資金の準備を行うのはもったいないと考える人も多いでしょう。

 

株式や投資信託を担保に融資が受けられる?

信託銀行によっては、株式や投資信託を保有していればいざお金が必要な時には融資を受けることができる商品もあります。
お金を借りる際の担保というと、不動産などが真っ先に思い浮かぶと思うのですがそうではなく、株式や投資信託を担保として融資を受けることができるサービスがあります。

 

投資をこれまで通り続けられる?

証券総合口座で取引する人を対象として、投資を継続させながら取り崩すことなく必要なお金の融資を受けられるというもので、急な出費にも対応できる便利な方法だと言えるでしょう。

 

どんな人が利用しているサービス?

株式などを担保の融資を受ける人は、中長期的な投資をする人が資金調達手段として1~2年程度の短期借入として利用することが多いようです。
一時的な資金ニーズに定期預金で貯蓄するのではなく、いざという時にはローンが活用できると選択肢を持っておけば準備資金は長期の運用資金に回すことができるでしょう。

 

融資を受けている間の分配金などは?

株式や投資信託を担保に融資を受けた場合でも、分配金や配当金、株主優待などはこれまで通り受け取ることができるのもメリットでしょう。
資金が必要になってせっかく保有していた株などを売却してしまわなくても良いですし、運用に回す資金を多めに設定できるといったメリットもあります。

 

いざという時の選択肢の1つとして

ある程度、ライフイベントなどに向けて必要な資金準備や将来の予定などを立てて運用などを行っていると思います。
しかし思いもよらぬ出費は誰にでもあることですので、その際にせっかく保有していた株や投資信託を取り崩すのはもったいないと思う人も多いでしょう。
それらの有価証券を担保に、融資を受けることができるサービスがあることを知っておくと、いざという時に慌てて売却してしまい損をしてしまうことはありません。選択肢の1つとして検討してみると良いでしょう。

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