つみたて投資枠と預貯金はどっちを優先すべき?両立の考え方
この記事の目次
「余剰資金はつみたて投資枠に回すべき?それとも預貯金を優先するべき?」
投資を始めようとすると、多くの人が最初にこの疑問で悩みます。
結論から言うと、つみたて投資枠と預貯金はどちらか一方ではなく、生活状況に応じてバランスよく行うことが重要です。ただし、預貯金額や収入によって最適な割合は変わるため、一律の正解はありません。
本記事では、つみたて投資枠と預貯金の違いや、それぞれのメリット・デメリット、初心者におすすめの考え方を分かりやすく解説します。
そのうえで、「自分に合った割合が分からない」という方に向けて、初心者向けマネーセミナーについても紹介します。
つみたて投資枠と預貯金はどっちを優先すべき?
1-1. 生活防衛資金までは預貯金優先
まず優先したいのは、生活防衛資金の確保です。一般的には生活費の6カ月分~1年分が目安で、急な出費や収入減に備えるためのお金です。ここが不十分なまま投資を始めると、相場が下がったときに取り崩しやすくなり、長期投資を続けにくくなります。必要な金額は家族構成や働き方によって変わりますが、初心者ほど先に家計の土台を整えておくのが望ましいでしょう。
たとえば、一人暮らしで固定費が高い人や扶養家族がいる人は、必要な生活防衛資金が多くなる傾向があります。投資を続けるためにも、まずは生活を守る現金を優先する考え方が基本です。
1-2. 余剰資金があるならつみたて投資枠も検討
生活防衛資金があり、毎月の家計にも余裕があるなら、つみたて投資枠を検討しやすくなります。2024年改定NISAのつみたて投資枠は長期の積立・分散投資に向いた制度で、年間120万円まで積立投資ができ、運用益は非課税です。2024年からNISA制度が恒久化され、非課税保有期間も無期限になったため、長期で使いやすくなりました。将来すぐ使わないお金の一部を回すことで、生活を守りながら資産形成を始められます。
最初から大きな金額を入れる必要はなく、家計に無理のない範囲で少額から始めるほうが続けやすいでしょう。
1-3. 「どちらか一方」ではなく両立が重要
預貯金は近い将来に使うお金や緊急時の備え、つみたて投資枠は長期で育てるお金に向いています。そのため、「預貯金か投資か」と二者択一で考えるより、目的に応じて両立させることが大切です。たとえば生活防衛資金を確保した後、余剰資金を預貯金と投資に分ける方法なら、家計の安定を保ちながら続けやすいでしょう。旅行や引っ越しなど数年以内に使う予定のお金は預貯金、10年以上先の目的資金は積立投資というように期間で分けると整理しやすくなります。
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株式会社グライブ 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第787号
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各商品等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、または元本を超過する損失を生ずるおそれ(元本超過損リスク)があります。
なお、信用取引またはデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取引等の額が当該デリバティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金または証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共に、対象となる有価証券の価格または指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。
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監修者情報
ファイナンシャルプランナー
大野 翠
独立系ファイナンシャルプランナー。 不動産・住宅購入・家計設計などを中心に、実務と講師の両面からお金に関するアドバイスを行う。 FPとしての実務経験は17年目を迎え、宅地建物取引士資格を保有。
これまで多数の相談・セミナー登壇を通じて、生活に即した資産形成やリスク管理の知識を提供している。 特定の金融商品を販売しない中立的な立場から、分かりやすく実践的な情報発信を心がけている。