貯金を1,000万円に増やすためのステップとは?

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貯金はしたいけれどなかなか難しい…と思っていませんか?

 ただ貯金を使用と思っても目標がなければ貯まりません。堅実な目標額は100万円くらいですが、さらに大きな目標を持つことで100万円もクリアしやすく、モチベーションも向上します。

  

大きな目標に向けての小さな積立てを

 1,000万円という大きな目標でも貯め方の基本に変更はありません。収入から先取り方式で貯めていく積立を行うことからはじめましょう。

 積立額の目安は収入の10%です。生活環境によってはもっと可能になる場合もあります。社宅暮らしで低家賃だったり、実家で生活していて家賃がかからない人であれば20%~30%くらいを積立額にしましょう。

 また、夫婦で共働きの場合で夫の収入で生計を立てることができている場合には、妻の収入を貯蓄にあてることでさらに貯蓄額を増やすことができます。ただしあくまでも無理をし過ぎず継続していける金額に設定することが大切です。

 社内預金や財形貯蓄の制度が利用できる場合には利用しましょう。なければ自動引落としで強制的に貯まる仕組みを作りましょう。

 200~300万円貯まったら次のステップに!

 ある程度まとまった金額を貯めることができたら次は積立投資をスタートさせます。目安となる金額は毎月の給料の半年分くらいです。人によって違いはありますが、金額にすると200~300万円くらいが目安になります。

 この給料半年分というお金はいざという時に現金化できるお金です。万が一退職した場合など、解雇などでなければ失業保険を受け取ることができるまで3~4か月はかかります。その間に緊急的な出費があるとも言い切れませんので、半年分くらいは確保しておくほうが良いでしょう。

 投資積立で貯めるスピードをアップ

 これまでの積立額の一部を投信積立へ移行させます。まずは積立額の3分の1くらいを目安にしましょう。

 まずどの投資信託を選ぶかの前に発生するリスクや仕組みを理解しておきましょう。そして選択の基本となるタイプの投資信託はバランス型やインデックス型などです。

 預金と投資を組み合わせて1,000万円を目指しましょう!

 今何にお金を使っているのか、家計を確認してみましょう。出費に無駄はないのか、何に使ったのかわからないお金はないのかなど確認します。これだけでも1万円程度の無駄を見つけることができ、さらに積立額を増やすことができる可能性があります。

 何も無駄がないという場合には、手取り収入を増やすことも検討してみましょう。不要なものを売ったり、妻が仕事をおらず働ける状態であればパート勤めに出ることで収入を増やせます。貯蓄が増えていくことで働くことのモチベーションも向上するでしょう。

 まとめ

 貯金を1,000万円するというと手に届かない金額に思いがちですが、実はそれほど困難というわけではありません。ただし早く達成するためには努力も必要です。預金と投資をうまく併用しながら増やしていくことでゴールに一歩ずつ近づくことができます。

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