結果を出すための投資信託の選び方とは?

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投資信託は少額で分散投資を可能とする投資方法です。個人が資産運用するためにも便利です。
ただし投資信託にも様々な組み合わせがありますので、どのようなことを基準に選ぶと良いかを確認しておきましょう。

 

まずはどの資産に投資するかを選ぶこと

投資信託へ投資していく上で把握しておきたいことは、どれだけの大きさで、どのような性質のリスクを取ることになるかです。
国内外の株式、国内外の債券、不動産など、資産の分類の中でどれに幾ら投資していくかを決めて投資信託商品を選ぶようにしましょう。

 

バランスファンドよりもシンプルなファンドの組み合わせ

どの資産にいくら投資していきたいか決まれば、国内株式に投資するファンドはどれか、外国株式に投資するファンドは?と、資産毎に投資する商品を選択していきましょう。
なお、1ファンドの中に国内外の株式や債券に投資し、配分比率を運用者が調節するというバランスファンドには投資する場合には注意が必要です。
バランスファンドは資産配分の中身が自分で把握出来なくなる上に、シンプルなファンドを組み合わせるより手数料が高くなる傾向があります。

 

信託報酬の高いファンドは避ける

ファンドを選ぶ時には、できるだけ手数料が安く運用に問題のないものを選択することが基本です。
手数料はマイナスのリターンですので、できるだけ削減しましょう。中でも継続して必要になる信託報酬が高いファンドは投資対象候補から除外したほうが良いでしょう。

 

ファンドの規模や流動性は?

一般的にETFと呼ばれている上場型投資信託は、信託報酬率が低いためファンドとして選択したい投資信託です。しかしETFに投資するなら、資産残高、売買の活発性、不利のない換金を可能とするかなどを確認しましょう。

 

売買手数料がかからないファンド

投資信託は購入時に掛かる手数料が異なります。中でも購入時に手数料が掛からないファンドであるノーロードファンドなら余計な費用がかかりません。

 

分配金は必要?

毎月分配金が支払われる毎月分配型ファンドが人気の高い状況です。しかし毎月分配型のファンドは税制上損をしてしまいますし、信託報酬だけで年率1%を超えることからお金を増やすという意味では不適当だと考えられます。そのため分配金で生活費などを賄うことは合理的ではないと言えるでしょう。
また、過去の成績を調べても将来運用成績の良いファンドを選ぶことに繋がるとは言い切れません。あまり過去の運用成績にとらわれ過ぎないことも大切です。

 

結果を残すことができる投資信託は?

現在日本での公募投資信託は5千本以上あります。これは株式上場銘柄より数が多く、どれを選べば良いか迷ってしまうでしょう。ただし投資して良い投資信託は全体の2%未満の範囲に絞り込まれると考えられます。
結果を残すことができるように、お金を増やすことができる投資信託を選ぶようにしましょう。

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