貯蓄の必要額はいくら?将来リスクに備えるために

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マイホーム資金や教育費、老後への備えなど、将来訪れるイベントに備えて貯蓄は必要だとわかっていても、使うことを目的とせずにお金を貯めることそのものが目的になっていないでしょうか?

 

ある程度貯蓄があってもまだ不安?

貯蓄を始める際にどのくらい貯めれば良いのかわからないという人も多いでしょう。
いざという時の費用として、毎月の生活費の半年から1年分など必要になります。そのように考えると200~300万円貯蓄していれば、とりあえずは良いことになります。
しかし既に300万円以上貯蓄があり、使う予定もないのにまだ不安なのでさらに貯蓄を考えるという人が増えています。
手元に1,000万円貯蓄があっても不安だという人もいますが、この貯蓄をしなくてはいけないと焦る人はとても多い傾向にあります。

 

最低限いくら貯蓄が必要?

日本の少子高齢化や年金制度への不安が貯蓄をしなくてはならないという焦りに影響しているようです。
例えば60歳でリタイアし、90歳まで生きる場合の生活費は約5,000万円必要になります。公的年金から得られる分を差し引いたとしても、退職金や貯蓄から約2,000万円は準備しなくてはなりません。
この2,000万円を30年間で貯めようと思えば、月に5万円以上貯蓄していくことが必要になります。

 

将来のリスクへの備えは増える一方

老後資金の不足分の約2,000万円に合わせて、病気への備えが100~300万円、介護への備えとして300万円と、将来のリスクを想定して備えを考えると金額は大きくなっていきます。
しかし想定外のことが起こらないとも言えませんので、いくら貯蓄したとしても不安が全くなくなることはないでしょう。
このように貯蓄への焦りは手元にお金がないことではなく、生きていく上でのリスクが変わることだと言えます。

 

他にも考えられるリスクは様々

考えられるリスクには、先に述べたような自分の身に訪れるかもしれない長生きすることによるリスクがあります。
それ以外にも、物価が上昇することによって支出が増えるインフレリスク、現役世代の時より生活水準を落とすことができない金銭感覚のリスクがあります。
さらに将来の医療費負担額の増額、公的年金の受給額の増額や受給年齢の引き上げなどが予想されます。

 

貯めるから増やすにシフトする考えも必要

様々なリスクに対応するために、お金を貯めていくばかりでなく、そのお金を増やすという考えにシフトしていくことで不安が解消されることもあります。
例えば資格を取得して自身のスキルアップによる武器を得ることもお金を増やすことの1つです。永続的に収入が続けば負担を軽減させることができます。
そしてさらにリスクを乗り越えるために、資産を運用することも必要になるでしょう。長期的に運用していくためにも、できるだけ早い時期に始めることが大切です。

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