今すぐ役立つ!ネット銀行の特徴とメリット・デメリット

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家賃の振り込みや残高照会などのために、わざわざ銀行ATMの行列に並ぶのは面倒なもの。コロナ禍で外出自粛を控えている中では、なおさらですよね。そこで活用したいのが「ネット銀行」です。今回は、普段の生活が便利になるネット銀行について解説していきます。

ネット銀行とは?

ネット銀行(ネット銀行)は、オンライン上で口座開設や振り込み、残高照会などの手続きができるインターネット専業銀行のことです。
日本初のネット銀行は2000年設立のジャパンネット銀行(現在のPayPay銀行)ですから、その歴史は20年ほど。パソコンやスマホを使って家にいながら銀行取引ができるので、コロナ禍の今、ますますニーズが拡大しています。

ネット銀行は基本的に店舗や固有のATMがなく、入出金などはコンビニや銀行にある提携ATMから行います。キャッシュカードはありますが通帳がなく、入出金の履歴はオンライン上で確認します(データをダウンロードすれば印刷も可能)。
店舗運営や人的コストなどがかからない分、手数料に対するサービスが充実しているのが特徴です。

お金を預ける場所なので、目に見える実店舗がないと心配かもしれません。
ですが、金融庁の銀行業免許を取得し、万一倒産した場合には預金が保護される制度(預金保険制度)にも加入している正式な銀行なので、過剰に心配する必要はありません。

ネット銀行のメリット・デメリット

続いて、ネット銀行のメリットとデメリットを整理していきます。

【メリット】
・預金金利が比較的高めに設定されている
・ATM手数料が比較的安い
・店舗に行く手間が省ける
・原則、24時間365日いつでも取引ができる
・振り込みや残高照会をオンライン上で行うことができる

この中でとりわけ注目したいのは、預金金利の高さと各種手数料の安さです。
まずは金利面。現在の日本は超低金利で、メガバンクの普通預金金利は0.001%程度です。これが、ネット銀行ですと0.1%など、金利が100倍も高く設定されていることがあります。
長期間お金を預けるなら、少しでも金利が高いところを選ぶのが鉄則ですから、金利の高さはネット銀行の大きなメリットといえるでしょう。

また、ATM利用料や振込手数料も、店舗型の銀行より安く設定されています。加えて、給与受取口座に指定したり残高が一定以上になるといった条件を満たすと、+αの特典を受けられる場合もあります(手数料無料の回数が増えるなど)。

【デメリット】
・基本的に店舗がないので、直接相談できない
・紙の通帳はなくオンライン上での取引記録の確認のみ
・公共料金などの引き落とし口座として利用できないことがある
・セキュリティー管理(ID・パスワード)の管理が必要
・ネット環境が必須で、システムメンテナンス中の利用はできない

デメリットは、ネット専業ならではの相談しにくさと言えるでしょう。メールやチャット、電話での問い合わせはできますが、店舗に行って対面で相談することは原則できず、紙の通帳もありません。ただ、紙の通帳については、店舗型の銀行でも新規発行の停止・有料化を進めているので、ネット銀行に関わらず、紙の通帳とお別れする日が来るかもしれませんね。

公共料金の引き落としも、ネット銀行だと取扱いできないことがあります。また、インターネットを介したサービスなので、ID・パスワードの管理も気を付ける必要があり、当然ながらネットにつながる環境も必須です。

ネット銀行の選び方と比較

具体的にネット銀行を選ぶ際は、先ほどご紹介したメリットにもつながりますが、
・預金金利の高さ
・各種手数料の安さ
この2点が、主にチェックすべきポイントになります。

多くのネット銀行はコンビニATM、イオン銀行、ゆうちょ銀行、一部のメガバンク、VIEW ALTTEなどと提携していますが、多少提携ATMは変わるので自分にとって便利なATMがあるか見ておくとよいでしょう。
※上表は一部の情報を抜粋したもの。必ず各銀行のホームページなどで細かな金利や手数料の条件をご確認ください。

また、楽天銀行と楽天証券、住信SBIネット銀行とSBI証券などは、グループ内で銀行口座と証券口座を連携できます。提携すると、証券口座との間で自動入出金ができたり、預金金利がアップするなどのメリットも。投資にチャレンジしたい人は、そういった面も考慮するとベターです。

インターネットバンキングとの違いは?

ネット銀行とインターネットバンキングは混同されがちですが、実はまったくの別物です。
ネット銀行は先ほど解説したとおりインターネット専業銀行で店舗などを基本持ちませんが、インターネットバンキングは、町中にある銀行(メガバンクや地方銀行など)の口座での取引をオンライン上で行うサービスのことを指します。

最後に

インターネットバンキングを使えば、いつもの銀行での振り込みや残高照会などがパソコンやスマホで簡単にできます。
「近くに店舗がある銀行で、インターネット上でも振り込みや残高照会がしたい」という人はインターネットバンキングを。「店舗はなくてもいいから、高い金利や安い手数料を優先したい」という人はネット銀行が選択肢に。もちろん両方を使い分けるのもよいでしょう。

編集・制作プロダクション 回遊舎

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