ローリスクで資産運用するなら投資信託が最適?

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これから資産運用を始めたいという人や、まだ投資の知識などが浅いという人は、できるだけリスクが低い投資方法を検討するでしょう。
まず投資というとまとまった資金がなければできないと思うかもしれませんが、少額から投資を行うことができる方法として「投資信託」があります。
しかしなぜ投資信託はローリスクで資産運用ができる投資方法なのでしょうか。その理由を理解しておくようにしましょう。

 

投資信託の特徴

投資信託の特徴として、証券会社や銀行など販売会社を通じて多くの投資家から資金を集め、通常では少額で投資できないものでも投資を行うことが可能であることが挙げられます。
さらに、集めた資金は投資信託会社など運用会社の運用プロ(ファンドマネージャー)が運用します。

 

投資信託の種類

投資信託は、国や運用方法、投資対象などで種類が色々と分類されます。投資信託を検討するなら、まず「インデックス型ファンド」と「アクティブ型ファンド」について理解しておきましょう。
インデックス型ファンドは、例えば日本株に投資を行う際に東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価(日経225)などの市場平均(インデックス)に連動する運用成果を目指すといった内容です。
アクティブ型ファンドは、ファンドマネージャーの目利きを活かしインデックス型ファンドを上回る運用成果を目指す内容になっています。

 

投資信託の投資対象

投資信託の投資対象として、国内外の株式や債券、不動産、商品など色々あります。幅広い投資対象に分散させていることが一般的ですので、国内の株式に投資するアクティブ型ファンドであれば様々な業種の数十銘柄以上の株式が組み入れられているなど、投資対象を分散して投資します。
1つの投資対象だけに投資するのではなく、色々な投資対象に投資することでリスクを低減させることができます。

 

投資信託は長期投資が基本

また、投資信託は長期投資が基本ですが、長期で運用するメリットは複利の力を最大限に発揮できるということにあります。
長期で投資を続けることで、途中発生する利子や分配金などを再投資し、利子や分配金にも利息をつけることが可能です。長期投資で複利効果を最大限に取り込めることも投資信託の魅力の1つです。

 

投資に詳しくなくても運用可能!

運用もファンドマネージャーに任せることができるため、投資のタイミングで頭を悩ませることも少ないでしょうし、色々な面でリスクが低いと言えます。
投資対象も、株式や債券、不動産以外に、先進国の国債、高格付けで信用力が高い社債などを対象にしているものもあります。
事前に色々な投資対象を組み合わせているバランスファンドでも、リスク許容度に応じて選ぶことができるものもありますので、その中から自分が許せるリスクの範囲で選ぶことを検討しましょう。

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