資産運用の割合はどう考えるのがベスト?

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貯蓄もしたいけど投資でお金も増やしたい。そのような場合貯蓄と投資をどのくらいの割合で所有することがベストなのでしょう。資産を上手く運用することで将来に対しての備えに活用することができます。

まずは貯蓄と投資を次のような視点から考えて見ましょう。

 

1.目指す金額はいくら?

 貯蓄と投資によってどのくらいの金額を目標にするのかをまず決定しましょう。ゴールが決まればそれに対して逆算していき、貯蓄と投資の割合を考えていきます。

仮に今500万円貯蓄がある人が将来的には1,000万円まで増やしたいと考えたとしましょう。ゴールまでの期間を何年にするのかで今の貯蓄のうち、投資にあてるべき金額を設定します。そして毎年の期待利回りによってどのくらいを投資というリスクマネーにあてることができるのか考えることができます。

 2.年齢ベースを目安にする

 年齢で貯蓄と投資の割合を考えるという方法もあります。

その際には「100-自分の年齢」(%)という式を用いて考えます。

仮に40歳であれば、100-40=60ですから60%を投資にあてます。

年齢が若いときは働き盛りでこれから収入も向上すると見込んだ上での計算式ですので年齢が上がるほど比率は下がります。

3.よく利用されている投資割合を参考にする

利用されることが多い投資割合を参考にしてみるのも良いでしょう。

代表的な投資割合は次の3つです。

 貯蓄3:投資7

 投資の割合のほうが大きいのd、大きくお金を増やしたいという運用割合です。長期的というよりはむしろ短期集中型の資産運用方法での割合です。

 貯蓄5:投資5

 半分ずつなので、リスクヘッジの中で投資収益を高く上げたい人の投資割合です。

 貯蓄7:投資3

 できるだけ資産を残しておき、投資で失敗した時など万が一の時を考えるのであればこの割合がベストでしょう。安全性と収益性を考えた時のバランスが良いので、資産自体が大きく増えることはありませんが減ることもありません。少しずつ増やすという長期的な運用に良いバランスです。

 4.貯蓄と投資の割合はどれが一番良い?

 投資をする人の生活スタイルや収入などによって、貯蓄と投資に割り当てられる割合は違いが出てきます。そのためこれが正解というものはありませんが、長期的に運用するのか、短期的に一攫千金を狙うのか、また、投資へあてる金額などによっても違います。

大切なのは生活を維持できるだけの資産は確保しておくということです。もしも損失が出た場合に全てを失うことにならないようにしましょう。

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