早期退職生活を目指すならどんな資産運用がベスト?

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早く仕事をリタイアしてのんびりした生活を送りたいと考える場合、それなりの資産が必要になります。
例えば金融機関や富裕層向けのビジネスなどの間で富裕層と呼ばれている人は、純金融資産が1億円以上保有している人のことを指すようです。

仕事をリタイアして何とか生活できる水準のギリギリが1億円ということも理由でしょうが、金融資産が1億円あれば3.5%程度の利回りで運用すれば350万円になりますので、不労収入で生活することもできるでしょう。

早期リタイア生活に向けた資産運用

では早期リタイアを目指すにはそれまでに運用できる資金を確保する必要があります。リタイア後の生活に余裕を持たすためには、目標達成のために堅実な資産運用を心がける必要があります。一発逆転を望むなどではなく、積立を中心の資産運用を検討しましょう。

積立中心の資産運用を実践するには

積立を中心に資産運用を行うというのは、投資信託などを活用した積立投資の実践を指します。
現在の収入から積立原資をどのくらい捻出できるかが重要ですが、なるべく早い時期から長期に渡って継続していくことが大切です。
無理のある金額で設定しても長期間継続できなければ意味がありません。特に若い時期は給料もそれほど高くありませんので、最初は少額から初めて積み立てる額は少しずつ増やして行くようにしましょう。

資産の山が高くなれば…

だんだんと資産の山が高くなっていったところで積立商品も拡げて行くようにします。ある程度積立貯蓄で資金が貯まれば、今度は株式やETFなどで資産の山を高く築くための速度を早めていきます。
過度なリスクを取ることは避け、国際分散投資などで複利効果を高めてきます。一定額の預貯金は保有し、流動性のある資金も必要になることを忘れないようにしましょう。

早期退職後はリスクを抑えた運用を

早期退職した後、デイトレードで日々数万を稼いで生活費に充てるという方法を考える人もいますが、デイトレードで得る利益を原資に早期退職計画を立てるのはとても危険です。
中にはデイトレードで生計を立てることが可能な人もいるでしょうし、実際にそのような人も存在します。しかしそれは一部の人で、ほとんどの人はデイトレードの利益を生活費にできるわけではありません。
早期退職した後の資産運用は、働いて収入を得ることができている時よりもリスクを抑えた運用を心がけるべきです。

リタイア後は収入がないことを認識しておくこと

それまでに築いた資産の山を大幅に短期で崩してしまっても、収入がないので損をしても挽回することはできません。
資産の山をどれだけ高くしておくかが基本で、リタイア後はその資産の山を運用して少しずつ使って行くことになります。
そのため売却益重視の運用を取る必要があり、利子や配当金、分配金などのインカムゲインを重視した運用を心がけていくことになります。
受け取ったインカムゲインを毎月の生活費に使って行くことができれば、資産の山を取り崩す速度を遅くすることができます。早期で計画を立てて目標に向かった運用を行うようにしましょう。

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