理想的な貯蓄割合は手取り収入の何%?

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みなさんは普段、貯蓄をしていますか?

「している」という人は、月々の貯蓄割合は何%くらいでしょうか。

実は、貯蓄割合には理想的な数値があり、さらにその数値は人生の分岐点ごとに変わっていくのです。

今回は、無理なく賢く貯蓄していくための方法を、手取り収入の観点からご説明しましょう。

 

貯蓄割合は手取り収入の何%が理想?

まずは、貯蓄割合は手取り収入の何%が理想的か、ご説明しましょう。

貯蓄割合というのは、基本的に、「手取り収入の20%」が理想的だとされています。

 

しかしこれは、あくまでも目安でしかありません。

「20%も天引きしたら、生活費が足りなくなってしまう!」という人もいるでしょう。

どうしても20%という数値が「現実的でない」場合は、10%でも5%でも良いのです。

20%というのは理想的数値であって、現実的数値ではありません。

20%にこだわるあまり貯蓄が負担になり、その内やめてしまう方が残念です。

 

ただし、目標にするのは良いと思います。

どうすれば20%という目標に到達できるか、自分なりに工夫してみましょう。

 

例えば、月々不足している分をボーナスで補ったり、年末調整で返ってくる分で補ったりする方法もあります。

また、副業を始めるのも一つの考え方ですね。

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人生の分岐点において変わる貯蓄割合

基本的に、貯蓄割合は手取り収入の20%というお話しをしましたが、実は、人生の分岐点においてその割合は変わっていくのです。

 

簡単にご説明すると、長い人生の中でお金を貯めやすい時期というのは「独身時代」「共働き時代」「子供が独立してから」の3つになります。

逆に、お金を貯めにくい時期というのは「専業主婦時代」か、共働きであっても子供が幼く、多くの場合、母親が「フルタイムで働けない時代」です。

 

この、人生の大きな分岐点によって、貯蓄割合を変えていく必要があるのです。

例えば、貯めやすい時代には貯蓄割合を30%にし、逆に、貯めにくい時代には10%にする等、工夫していくと良いでしょう。

 

子育て世帯というのはお金だけでなく時間も消費しますから、副業する(アルバイトを増やす)というのも難しいかもしれません。

そこでおすすめなのが、在宅でできる副業です。

在宅であれば、出勤するより経費も時間もかかりません。

 

子供が幼い時代は手間(時間)がかかりやすく、大きくなればお金がかかってきます。

また、大学を視野に入れるとなると貯蓄割合もそれなりに増やしていく必要があるでしょう。

 

目標はあくまで理想ですが、その理想に近づくために今の自分が何をできるのか、考えてみると良いと思います。

 

まとめ

今回は、理想的な貯蓄割合は手取り収入の何%なのかという事に加え、貯蓄割合は人生の分岐点ごとに変わるというお話しをしました。

理想的には20%ですが、現実的でない場合は臨機応変に構えましょう。

また、人生の分岐点において、貯めやすい時代と貯めにくい時代がありますから、長い目で考え、貯蓄割合を調節してみましょう。

 

現状で達成できなくても、目標を設定するのは良い事です。

目的意識をはっきり持って、少しずつでもお金を貯めていきましょう。

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