ドルコスト平均法は万能な対策?

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投資の世界でよく耳にする「ドルコスト平均法」は、名称にドルと付いているものの外貨投資に限った仕組みというわけではありません。どのような仕組みと特徴があるのかをしっかり理解しておきましょう。

投資で儲けるための条件とは?

投資は安値で購入して高値で売ることで利益を得ることができますが、いつが安値でいつが高値なのかの判断は投資のプロでも難しいと言えます。

投資の初心者は今が安値だと思っていたとしても、さらに安くなるのではと思い購入せず、そのうち価格が上昇して買い時を逃すということもよくある話です。

逆に高値と思っていてもまだ高くなるのではと思っているうちに売り時を逃すこともありますので、それらを繰り返すことで投資機会を逃して意欲が低下していくことになってしまいます。

投資初心者でも安心なのは「積立投資」

どのような投資商品でも価格変動がありますが、価格は日々上下しますので買い時や売り時を決断するのは困難です。そのため毎月決まった額で同じ銘柄を買い付け、価格変動リスクを抑えられることを可能とする投資法が「積立投資」です。

毎月一定額を購入するため、価格が安い時に多く買い、価格が高い時には少なく買うことになります。この仕組みがドルコスト平均法で、結果として平均購入単価を抑えることに繋がります。

積立投資が可能な商品とは?

積立可能な投資商品には、投資信託、株式累積投資、純金(銀、プラチナ)積立、外貨MMFなどがありますが積立の考え方はどれも同じです。

投資信託の場合には基準価額が毎日変動しますが、積立投資は銀行や証券会社などの販売会社が決めた日に指定された金額で買い付けます。

積立投資のメリット

一定額を購入するため、価格が下がってもがっかりせずに多く買えたと捉えることができますし、価格が上がった場合には少ししか買えないことで高値掴みを避けることができたと捉えることができます。

最終的に得ることができる利益は売却時の価格で変化しますが、少なくとも購入価格を平準化するための効果が「ドルコスト平均法」にはあります。

ドルコスト平均法は必ず儲かるわけではない

ただしドルコスト平均法を使った積立投資は必ず儲けることができるのかというとそうではなく、あくまでも購入単価を平準化するための仕組みであることは理解しておく必要があります。

価格変動も右肩上がりで価格が上昇すれば利益が期待でき、右肩下がりのままでは購入口数は増えても価格が上がらないので損失の傷口を広げてしまいます。

ドルコスト平均法を活用した投資を行うなら

積立投資は少額を長期で投資していきたい人に向いています。最大の利益を目指すのではなく、合格点を目指す投資法といえるでしょう。その支えとなるのがドルコスト平均法です。

そして価格変動しながらも成長が見込める銘柄を選ぶことが必要ですが、銘柄選びもなかなか難しい状況です。そのため一度にまとまった資金を限定した銘柄へ投資するのではなく、複数の銘柄で積立投資を行うことで資産全体の投資成果を判断することができます。

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