資産形成層にぴったりの「つみたてNISA」が2018年から開始!

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一般的には30歳、40歳は「資産形成層」と呼ばれる世代ですが、収入が安定し初めて資産をこれから作るというスタート地点にいる世代です。
この資産形成層にとって、年金受給の引き上げや年功賃金の崩壊などにより老後の備えが重要な課題となっています。
そんな資産形成層がこの先自身の資産を形成していくにあたり、検討したい金融商品が販売される予定です。

 

資産形成層が検討しておくと良いのは「つみたてNISA

現在既に販売されているNISAとは取引方法などが異なる少額投資非課税制度「つみたてNISA
がいよいよ2018 年 1 月から始まります。
NISA以上に毎月少額資金を長期に渡り積立てていきやすい特徴があるので、しっかりポイントを押さえておくと安定した資産を形成していく事ができるでしょう。

 

つみたてNISAの特徴は?

つみたてNISAは対象となる商品は、一定条件を満たす投資信託やETFに限定され、定期的に継続して買付けていく必要があります。
通常のNISAと同じく、毎年の非課税投資枠の利益や分配金にかかる税金はゼロですが、非課税投資枠や投資期間などに違いがあります。

 

通常のNISAとつみたてNISAの違いは?

口座開設については、日本在住で20歳以上が対象者である事、取引主体者が口座名義人(本人)である事、金融機関の変更が可能である事などはどちらも同じです。ただしNISAとつみたてNISAの併用はできませんので、どちらかを選ぶことになります。
違う部分としてはNISAの非課税投資枠は年120万円であるのに対し、つみたてNISAは年40万円ですのでNISAの方が枠は大きいと言えるでしょう。
その一方でNISAは非課税期間が最長5年間、口座開設期間は2023年までとなっていますが、つみたてNISAの非課税期間は最長20年間、口座開設期間は2037年までとなっています。

 

ライフステージに合う金融商品を選ぶこと

生きて行く上で、それぞれのライフステージに合う金融商品というものがあります。資産形成層はこれから資産を構築していく世代と言えますので、リスクを取り過ぎずに安定して運用しながら資産を増やし築く事が大切です。
リスクを軽減するためには投資先の分散、そして買付けるタイミングを分散させ、数十年先の将来のためにコツコツと準備していく必要があります。
少額から積立てて行く方法には銀行の定期積立などもありますが、今の低金利の時代で預金に預けて資産を増やす事は不可能に近い状態です。
効率的に運用できる方法を選択し、将来に向けて着実に資産を増やしていく事を検討していきましょう。

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