先のことは予想できない?投資信託で長期運用が必要な理由

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投資信託は多忙な人でも堅実に資産形成するために、長期運用で増やしていくことを目的に活用する人が多いと思います。
しかし現在では短期のものも多なり、投資対象も偏った傾向の強い局地的なものなども多くなっていますが、短期運用になると忙しい人向けとは言えなくなります。
また、長期運用でも特定の国や金融商品群に投資する局地的な投資ではリスクが高くなってしまうでしょう。

 

投資信託は長期投資が基本

例えば1つの外貨だけに預金しても、時間が経過する通貨の価値はどのように変化しているか予想できずギャンブル的な要素が強くなる可能性があります。
しかも不安定なものに投資すれば、常に投資信託の価格である基準価額がどのように変動しているか気になってしまいストレスを抱える可能性も高くなるでしょう。
忙しい人向けの投資商品だという投資信託のメリットを自ら消してしまうことになるため、投資信託で資産形成を考えるのなら、資産のバランスをうまく保ち長期的に運用できるものを選んだほうが余計なストレスを抱えることはありません。

 

どのようなファンドがオススメ?

例えば世界経済分散投資型ファンド(バランスファンド)の場合、過去に起きたリーマンショックなどで価値が大きく下落してもチャート上で下値支持線のようなものが働くことで跳ね返って価値が回復すると考えられます。
安定した利子を受取ることができる貯蓄に近いものになると言えるでしょう。
これが局地的投資になると、下値支持線や上値抵抗線が働く保証がありませんので激しく変動しギャンブル的要素が強くなるため、リスクが高くなってしまいます。

 

長期運用は余計な費用を支払わないためにも必要

そもそも投資信託は買う時には購入手数料、運用するために信託報酬、そして売る時には解約手数料(信託財産留保額)が発生します。
なるべくこのような費用を軽減するためにも、できるだけ長期で運用することが望ましいと言えるでしょう。

 

将来の予想をする時間がないのなら

分析が好きで時間に余裕があるのであれば、経済や市場などを合わせて徹底的に将来を予想しながらデイトレードのように儲けていく方法もあるでしょう。投資信託よりも個別株やFXなどで投資していくほうが効率的になります。
しかし投資信託は仕事をしている人など、ある程度忙しい人でも時間も手間もかけずに資産形成をするためのものと考えられます。
将来の予想はできないし、そのような時間もないという人は、投資信託による資産形成を検討してみると良いでしょう。

 

ある程度の知識を付けた上で安心した運用を

どのように活用して行けばよいか、どのような商品があるのかなど、専門家の話を聞いてみたいならセミナーなどに参加して知識を付けるという方法もあります。ある程度の知識があれば、リスクを軽減させながら安心して運用ができるようになるでしょう。

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