教育資金や老後資金の貯蓄のための計画は?

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将来使う必要がある教育資金や老後資金について、貯蓄を検討しているけれどどのくらい貯めれば良いのかわからず計画が立てられないということはないでしょうか。

将来の教育資金や老後資金の計画をしっかりと立てて貯蓄できれば、マイホームや車などを購入することも自信を持って行えるでしょう。
お金に余裕が出来れば、繰上げ返済を行い、将来の資金の貯蓄を増やすこともできるようになるでしょう。

 

早い段階からの準備が必要

教育資金も老後資金も、どちらも必要になるお金は高額です。早い段階で計画的に準備しておかなければ用意することができなくなります。
近年では老後破産という言葉も耳にすることが増えましたが、老後資金の準備が出来ていなければこのようなケースに該当することになるでしょう。

 

老後資金に必要な額はいくら?

老後を迎えた時のために貯蓄で備えておくことが必要だとは耳にしますが、どのくらい必要かを考えなら自分の生活資金を目安に考えて行く必要があります。
老後を60歳からと考えるのか、65歳からと考えるのかによって必要な額は異なりますが、最低限の生活を営んでいくために、60歳までに約2,200~2,700万円を必要とすると言われています。

 

現在の教育費にお金を掛け過ぎている家庭も

塾やお稽古ごとなど、現在既に教育費にお金を使いすぎていることで貯蓄まで手が回らず、肝心な大学進学費用が捻出できなくなる家庭、教育費にお金をかけ過ぎたことで定年間際なのに老後資金が作れていないという家庭も最近増えています。
このような気が付いた時に既に時遅し状態は、将来の老後破産の危険性が潜んでいます。今既に教育費にお金を掛け過ぎていないか、今後はいくら必要かを再度考えることも必要です。

 

子供の教育資金がいくらかかる?

子供の教育資金は、子供一人あたり全てを公立に通った場合で1,000万円、全て私立に通うと2,500万円かかると言われています。
例えば奨学金を利用している学生は40%以上で、2人に1人という割合で利用しています。
貸与が利息ありの場合には、月の貸付額は3~12万円の範囲で選択することができますが、例え低金利でも卒業時に背負う借金の額としては大きいのでよく検討して利用することが必要です。
奨学金の利用はできるだけ最小限に抑え、子供が社会人としてスタートする時には身軽な状態にしてあげることが必要です。

 

貯蓄計画を立てて行くなら

教育資金や老後資金は、自分たちの生活だけでなく子供の将来にも関係するお金です。必要になるタイミングまで、収支のバランスを見ながら上手に貯めていくことが必要です。
教育資金や老後資金の貯蓄のためには、まず現状を把握した上で将来設計を行うようにしましょう。

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